こんにちは、みんなの自然学校ライフイズの川名慶彦です。

2022年4月、おかげさまで「酵素平飼い有精卵をつくる」という夢が実現しました。

 

自然のエサだけで産んだ『酵素平飼い有精卵』をあなたに

 

 

ライフイズファームでは伊豆・松崎町にある自然学校の校庭でヒナから育て上げ、化学飼料や抗生物質などの薬剤は一切与えずに、自然飼料の内訳はすべて公表しており、少羽数から採れる酵素平飼い有精卵をお届けしております。

 

当ファームでは、「どのように生産された平飼い卵なのか」、そして「ニワトリに与えるエサの原材料は何か」、「購入者のの立場になって気になることはすべて公表する」などを徹底しています。

 

また、『自然卵養鶏法』というおよそ40年前に確立された養鶏法を軸にして、一つ一つ丁寧に大事に育成しております。

 

空気・日光・水・大地・緑草、この5つは酵素平飼い有精卵を生産するために絶対に欠かせない大切な要素です。

 

ライフイズエッグ(酵素平飼い有精卵)が生まれる場所は、校庭に廃材をフル活用して建てたアートな養鶏場になります。

 

また、敷地内の畑では「無農薬」の野菜や緑草を育て、ニワトリに惜しみなく与えていますし、もちろん僕達人間も美味しく頂いています。

 

 

理想的な自然卵養鶏法とは

 

 

ライフイズファームで常に意識し、何よりも大事にしている指針です。この養鶏法が運営方針そのものと言っても過言ではありません。

 

自然卵養鶏法は今からおよそ40年前、中島正氏により確立された養鶏法です。

 

空気・日光・水・大地・緑草、この5つの自然の恵みを十分に与える飼育管理方法で、中島正氏の著書より次に挙げる10の条件に集約されます。

 

1:平飼い → 鶏舎内の床は土間にし、自由に動き回れるよう飼う

2:開放 → 空気と日光を十分に与える

3:少羽数 → 労力を掛けて少なく生産する(1坪《約3.3平方メートル》当たり10羽飼育)

4:薄飼い → 密飼いは病気のもととなる

5:粗飼料 → 緑草を豊富にし、繊維が多い飼料を与える

6:自家配 → 発酵飼料を与え、薬剤は一切使用しない

7:自家労力 → 自分達の労力の範囲内でしか飼育しない

8:低成長育成 → 早く大きくすれば、鶏は早くくたびれてしまう

9:腹八分給餌 → 空腹にして給餌すれば消化吸収が良い

10:八分目産卵 → にわとりの生存率が高く、卵質も良くなる

 

ライフイズファームでは上記10の条件を守り、ニワトリが健康で元気に暮らせるよう育てています。

 

 

ニワトリは栄養素満点で最高峰の”ウコッケイ”、チキンとしても美味で知られる純国産の”名古屋コーチン”

 

 

ライフイズファームで育てているニワトリの品種は、”ウコッケイ”と”名古屋コーチン” を飼育しています。

 

純白なカラダから綺麗な栄養素満点の卵を産みむ”ウコッケイ”と、茶色のカラダで性格が穏やかな国産”名古屋コーチン”を共同で育てることで、ストレスフリーで元気な高栄養素の酵素平飼い有精卵を生み出すことができました。

 

また、大地の恵みを活用した養鶏場を自作して、ニワトリたちがストレスフリーで過ごしやすい運動可能な環境を整えたことも起因しています。

 

 

ニワトリの過ごす環境

 

 

ライフイズファームでは、ニワトリ達が少しでも自然を感じられるよう環境作りに励んでいます。

 

その一つとして、ケージ飼いは一切致しません。そのため、ニワトリ達は一日中好きなように自由に歩き回っています。

 

ちなみに、ヨーロッパでは既にケージ飼が禁止されている国も増えてきています。

 

他にも、鶏舎は山がある敷地内に建てられており、自然の空気がふんだんに鶏舎内へ取り込まれます。また、全ての鶏舎は外へ出られる運動場を設けています。

 

人間も公園や森の中にいるとリラックス効果を得られるようにニワトリ達も、同様の効果が得られると僕は考えています。

 

そして、町内のパワースポットである神社の山から直接流れる御神水を毎日与えています。この水はとてもエネルギーが高く、澄み切った綺麗な天然水です。

 

僕たち人間も野菜を洗ったり、冷やしたりするためにも活用しています。こうした様々な角度から、ニワトリの過ごす環境作りに取り組んでいます。

 

ライフイズエッグ(酵素平飼い有精卵)について

 

 

レモン色で深みのある栄養素満点のたまご

 

たまごの味や色は、ニワトリが食べたもので変わります。

 

そこでライフイズファームでは自然なエサしか与えていないため、一般的な卵と比べると非常に淡白で深みのある味をしています。

 

また、卵の黄身の色も、意図的に濃くなるような着色料や専用飼料を与えたりはしておりません。

 

そのため、黄身は本来あるべき色であるレモン色をしています。是非、皆様の目でも確かめてみてください。

 

 

化学薬剤を一切与えず、自然飼料から生まれた “ライフイズエッグ”

 

日本に流通している卵の多くでは、ニワトリのエサに抗生物質や化学的に作られたビタミン剤などの飼料を混ぜ込むことがあります。

 

そうした飼料を混ぜることで、強いニワトリに育て上げようとしています。

 

しかし、実際にはそうした薬剤を食べさせることで、自然に手に入るはずだった体力を得られず、薬剤に頼らなければ生きられないニワトリになってしまうという見方もあります。

 

そこでライフイズファームでは生まれたその日の雛(初生雛)から薬剤に一切頼ること無く育て上げ、自然な体力を得られるよう努めています。

 

そのため、たまごに薬剤が混入するようなことはございません。

 

 

ニワトリに薬剤不使用のワケ

 

 

多くの養鶏場では、ニワトリに与えるエサに “抗生物質” や “化学添加物” などを混ぜ込んだ飼料を与えています。

 

一般的には「適切な量を投与すれば問題がない」とは言われています。しかし、のびのび養鶏場ではそうした薬剤を一切投与せず、健康でのびのびと育っています。

 

なぜ健康に育つかと言えば、鶏舎にはニワトリが走り回れる運動場を別に設け、本来自然と食べる緑草を豊富に与え、薬剤に頼らない体作りをしているためです。

 

これは、野生の鳥も薬剤を摂取せずとも、元気に空を飛び回っていることと同じ理屈です。

 

 

草養鶏の活用

 

戦後10年ほどの物資が足りない時代に編み出された、今は無き養鶏法です。緑草を泥状になるまで煮込み、タンパク源の一つとして与える養鶏法です。

 

草を煮る作業は非常に手間と時間が掛かる作業になりますが、自然の恵みだけで与えられるにわとりの健康にとても良いエサだとライフイズファームでは考えています。

 

そのため、ニワトリ達にいつでも元気で健康にいてもらうため、この草養鶏を取り入れています。

 

 

ニワトリのエサについて

 

 

ライフイズファームでは、通年を通して神社から湧き出る天然の御神水を汲み上げてニワトリ達へ与えています。

 

人間も同じですがニワトリ達もエサはなくとも、水がなければ長期間は生きられません。

 

また、ニワトリが生むたまごは、全体のおよそ8割が水分です。

 

それほど、水という存在は生命維持に欠かせず、そして、生み出されるたまごにまで影響を及ぼす非常に重要なエサの一つです。

 

そのため当ファームでは、山と神社の恵みでもある御神水や高性能の浄水を使用しています。

 

 

にわとりに与えるエサ ~その1~ 「トウモロコシ不使用」

 

現代の養鶏法では、とても安価なアメリカ産のトウモロコシを主な飼料として与えることが主流となっています。

 

そしてトウモロコシの中でも「ポストハーベストフリー(以下、PHF)」を強調していることをよく目にします。

 

そもそもこのPHFとは、ポストハーベスト農薬という言葉から来ています。ポストハーベスト農薬というのは、収穫後の農産物に使用する殺菌剤、防かび剤などのことです(Wikipediaより引用)。

 

つまり、PHFというのはその名の通り、農作物の収穫後に農薬散布をしていないという意味です。しかし、ここで注意が必要です。確かに収穫後に農薬は散布していないかもしれません。

 

けれど、収穫前までは何か農薬を使用して育てた可能性があるという点です。

 

特に、アメリカ産である場合には、アメリカ企業のモンサント社(現在はドイツのバイエルが買収)の遺伝子組換え作物の種から作られた可能性が考えられます。勿論、全てのPHFトウモロコシが不確かなわけではありません。

 

ただこうした背景から、ライフイズファームではトウモロコシは一切使用せず、日本のお米やオカラを与えております。

 

 

ニワトリに与えるエサ ~その2~ 「発酵飼料」

 

発酵する際の熱で湯気と甘酸っぱい良い芳香が立ち昇る発酵飼料を与えております。

 

当ファームではオカラと米ぬか、木くずを混ぜ合わせた後、1日寝かせることで発酵を促しております。その後、残りの材料と混ぜ合わせてエサは完成です。

 

人間も同じですが発酵食品は消化吸収が高く、発酵菌が分解時に出す栄養素は体の健康維持にとても良い効果を発揮します。

 

具体的な発酵飼料の効用として、「体液の弱アルカリ化」「軟便・糞臭の防止」「ハウユニットが高くなる」など、この他にも様々な効用が期待できます。

 

こうした事実から、当ファームで与えるエサは必ず発酵させた材料と一緒に与えております。

 

 

ニワトリに与えるエサ ~その3~ 「飼料内容」

 

ニワトリに与えるエサは、主食に国産のお米やオカラを食べさせ、様々な飼料を養鶏場内で手作業で配合し、米ぬかのチカラで好気発酵させております。

 

そして、配合している飼料内容については、全て公表しております。

 

卵は生体濃縮(ある種の化学物質が生態系での食物連鎖を経て生物体内に濃縮されてゆく現象:Wikipediaより引用)が顕著に現れる食材です。

 

そのため、食品表示法と同じ様に、食材もどのような飼料が与えられたのか、公表する必要性が生産者にはあるとライフイズファームでは考えております。

 

以下に示す表は、ライフイズファームで与えている配合飼料(栄養面などを考慮しながら様々な飼料を独自に混ぜ合わせたエサ)の内訳になります。

 

2022年6月現在の飼料内容 ※時期や季節により一部変更有り

 

<自家製配合発酵飼料(エサ)の内訳>

 

玄米(青森産)
・青森産の玄米を使用しております

 

米ぬか(国内産)
・米ぬかの生産地追跡は困難なため、国内産と表記しています

 

もみ殻(国内産)
・伊豆のお米屋さんでもみ摺り時に採れたもみ殻
・もみ殻の生産地追跡は困難なため、国内産と表記しています

 

おから(伊豆産)
・国産大豆100%を使用して作られた石井豆腐店さんから頂いているおから

 

木くず(北海道産)
・北海道産の木材を加工している松崎工房さんから頂いている木くず

 

魚粉(伊豆産)
・伊豆産の酸化防止剤など添加物不使用の魚粕

 

牡蠣殻(国内産)
・魚屋さんから頂いている牡蠣殻

 

緑草(伊豆産:当養鶏場敷地内)
・敷地内に自然の力で育った緑草
・時期により異なりまずが、春であればヨモギやつくし、タケノコなどを与えています

 

無農薬野菜(伊豆産:当養鶏場敷地内)
・敷地内の畑で農薬や化学肥料を一切使わずに栽培
・季節により採れる野菜は異なります
・育てる野菜の種は固定種や在来種を使用し、基本的には前年度採種した種を播種

 

 

ライフイズエッグQ&A

 

Q1:卵の中に赤い血液のようなものがありますが、食べても平気でしょうか?

A1:食べて頂いて問題ございません。これはブラッドスポット(血斑)と呼ばれるもので、たまごの形成時に卵管を通る際、傷つきやすい毛細血管から出血して混ざってしまうものです。また、お食べになられて問題ございませんが、気にされる方は取り除いてからお召し上がりください。なお、多量の血液が混じったものを「血玉卵」と呼ばれます。同じ様にお食べになられて問題ございませんが、気分が良いものではございません。取り除いて加熱調理するか、そのまま処分して下さい。

 

Q2:卵の中に茶色い何かがありますが、食べても平気でしょうか?

A2:食べて頂いて問題ございません。これはミートスポット(肉斑)と呼ばれるもので、卵の色(卵殻色素)に関わる成分「プロトポルフィリン」が集まったもの、または、卵管内の組織片が混入したものです。お食べになられて問題ございませんが、気にされる方は取り除いてからお召し上がりください。ちなみに、青い卵も近年目にされる方がいらっしゃるかもしれませんが、あの色は「ビリベルジン」という成分が色として現れた結果です。

 

Q3:新鮮な卵を割ると白身が水っぽいのですが食べて平気でしょうか?

A3:食べて頂いて問題ございません。これはたまごの水分量によって、白身が水っぽくなる現象です。夏場などの暑い時期は、にわとりも喉が乾き、多くの水を飲みます。そのため、にわとりが飲んだ分だけ卵へも水分が行き渡り、結果として白身が水っぽい卵になります。ちなみに、通常の卵の水分量は日本食品標準成分表より以下のようになっております。

卵の食べられる部分100g当たりの水分量
全卵 卵黄 卵白
76.1% 48.2% 88.4%

 

Q4:卵はどうやって綺麗にされているのですか?

A4:ライフイズファームでは布ヤスリを使用して、汚れている部分を磨いて綺麗にしております。一般的な養鶏場では、水と洗剤を使用して洗卵しています。そもそも、水を使用して洗卵すると、卵の大事なクチクラ層も一緒に落としてしまいます。また、洗剤は浸透性があるため卵の内部へもぐりこみ、コレステロールと結びつきます。洗剤と結び付いたコレステロールは、人体内に入ってから血管に沈着しやすくなるといわれています(中島正著:自然卵養鶏法 156ページ参照)。これらの懸念から、当方では布ヤスリのみで洗卵し、極力クチクラ層を無くさないよう気を付けながら作業しております。ちなみに、このクチクラ層とは、外部から細菌が卵殻を通って侵入するのを防ぐ役割がある薄い被膜のことで、厚さ10μm程度しかありません。

 

Q5:養鶏のスケジュールはどのような流れですか?

A4:毎朝5〜7時に自家製配合発酵飼料(エサ)を与えています。日中は太陽光を浴びながら運動させることでビタミンD3を生成させて、健康な平飼い卵を産んでもらっています。16〜18時にはニワトリ小屋で静かに暮らせるように環境を整えております。もし興味がありましたら一度、ライフイズへ起こしくださいね。

 

 

ライフイズファームを設立したきっかけとライフイズエッグの想い

 

 

「平飼い卵に救われた」、僕がそう実感したのは人生のドン底を味わった20代後半の頃です。

1日を食パン1枚でしのぎ、すべてを諦めようとしたあの頃は必死に人生を見つめ直し、「どう生きるのがベストなのか?」を自問し続けていました。

その時、あるオーガニックカフェで出された平飼い卵のオムレツに出合い、涙が出るほど美味しく感動したことを今でも鮮明に覚えています。

それから才能開花する健康法を編み出し、「エネルギーが高い食を追求する」とともに、自らの人生が急激に好転していったのです。

今では多くの方にそれらのノウハウを実感していただき、手打ち蕎麦や寿司などの和食を提供することにも喜びを感じるようになりました。

当校に起こしいただいた際にはぜひ一度、ライフイズエッグのTKG(卵かけごはん)やオムレツを召し上がってください。

「ライフイズがきっかけで、夢が実現できるようになった」という人が一人でも多く現れることが何より嬉しく、心待ちにしております。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

みんなの自然学校 ライフイズ|しんかをあそぶ伊豆のフリースクール&エコビレッジ
校長 川名慶彦

 

 

ライフイズエッグの在庫状況 ※現在、品薄のため発送はストップして、当校での手渡しのみになります。

 

 

◎ 酵素平飼い有精卵(赤茶色)

種鶏:シェーバーブラウン

・バラ売り:100円
・6個入りパック:キャンセル待ち
・10個入りパック:キャンセル待ち

 

◎ 高級酵素平飼い有精卵(さくら色)

種鶏:ウコッケイ&名古屋コーチン

・バラ売り:200円
・6個入りパック:キャンセル待ち
10個入りパック:キャンセル待ち

 

◎ 高級天然平飼い有精卵(そら色)

種鶏:アローカナ

・バラ売り:300円
・6個入りパック:キャンセル待ち
10個入りパック:キャンセル待ち

 

 

配送に関する事項

 

◎ 梱包資材について
ライフイズファームでは、エコ包装への取り組みを実施しております。
そのため、商品納品時に使用する梱包資材は、再利用品を可能な限り使用しております。
お客様におきましては、ご不便をお掛け致しますが、何卒ご理解、ご協力の程よろしくお願い申し上げます。

◎ 配送料金について
配送料金は、各地域毎に下記の通り別途頂戴しております。

地域 配送料
北海道 ¥1,760
北東北
┗ 青森、岩手、秋田 ¥1,000
南東北
┗ 宮城、山形、福島 ¥900
関東
┗ 茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨 ¥800
信越
┗ 新潟、長野 ¥800
北陸
┗ 富山、石川、福井 ¥800
中部
┗ 岐阜、静岡、愛知、三重 ¥800
関西
┗ 滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山 ¥800
中国
┗ 鳥取、島根、岡山、広島、山口 ¥900
四国
┗ 徳島、香川、愛媛、高知 ¥900
九州
┗ 福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島 ¥1,000
沖縄 ¥2,260

※予約殺到により、発送は一旦中止とさせていただいております。

 

 

更新:2022/08/12

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